鶴に恩返し

私たちが進めている、鶴来の活動の拠点づくりがスタートした。

 

その名も「ツルベ」。
お察しの通り、鶴来の拠点「ツルギベース」の略称だ。

 

学生さんたちへ向けたシェアハウスと私たちオリヅルプロジェクトの活動の拠点となる
オープンスペース機能を備えていく。

 

 

 

場所は、本町という名のとおり、鶴来の古くからの中心部。
今でこそ、鶴来の中でもより金沢に近いエリアが開発され、人口の中心を奪われているが
ここは鶴来で最も鶴来らしいといってもいい、レトロな雰囲気を残している地域だ。

元々、家の一部を美容院として使われていた家主の方は金沢に住まわれており
使われないでそのままになっていたとわ言え、定期的に手を入れられていたのだろう
とても立派な和風の一軒家を提供していただいた。

 

まちづくりにおいて、拠点を設けることは、関わるチームの人格や思い、意思を明らかにする
という意味において、とても重要な要素だとあらためて感じた。

 

まずは、地元町会長さんなどをご招待し、歓談の時間をもうけることにした。
彼らもまた、この街の昔の賑わっていた姿を思い出しながら話しては、今の街の姿を憂いでいた。
そして、私たちのビジョンとこれからの取り組みについてお伝えし、目一杯の力添えをするぞ!
との応援をいただいた。

 

拠点を構えることにより、プロジェクトのスピード感は一気に増す。
すぐさま、お隣川北にある北陸先端科学技術大学院大学/JAISTの生徒さんが移り住んでくれた。

その1人、ドイツからの留学生グンターさん。
一見風貌からして、いきなり田舎に現れたガリバーのような存在である。

しかしその気さくな人柄と可愛い笑顔で、あっという間に地元の方達と交流を広め、今では
地元自警団に入団したそうだ。地元自警団が一気にグローバル化したわけだ笑

 

ところで、このような遊休物件がこのあたりには、まだまだたくさん存在する。
僕らからするとまさに、その一つ一つがお宝物件だ。
それらが今回のツルベのように生まれ変わり、若者たちのシェアハウスとなれば
この街を若者たちが多く行き交い一気に活気づくと、すでに第二弾三弾を考えている。

 

 

とはいえ、まだまだ僕たちのまちづくりはスタートしたばかりだ。

鶴に恩返し