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私が普段から感じている“中から見たMCO“のお話です。
私たちのパーパスは『デザインを通して、ポジティブな変化を生み出す。』
2021年に社員全員でワークショップを重ね開発されました。ポスターにし社内の一番目立つ場所に掲示しているメッセージですが、MCOの中にいるとその言葉の”力”を日々ひしひしと感じます。
入社してしばらく経った頃、あるコンペがありました。プレゼン開始は午前10時。カンプはすでに仕上がっていたのにも関わらず、9時55分「ここに3点ほど切り抜き写真を入れてくれる?出来たら送って、それまで繋ぐから」と言い残して、ディレクターはオンラインmtgに入ってしまいました。
(えぇ!?ここまできて、今から3つも写真切り抜くの!?)とビビっている私を横目に、先輩デザイナーは写真を検索しています。30秒後、「切り抜きお願いします!」と写真を渡され私は急いで切り抜きます。その間に彼女は2枚目の写真を検索しつつレイアウト、二人でひたすら手を動かします。10時ジャスト、プレゼンが始まりました。ディレクターは挨拶や雑談をし場を繋ぎます。10時3分、カンプが仕上がりディレクターの元へ。「…では早速ですが、デザインはこちらになります。」何事もなかったかのようにプレゼンが始まりました。私は、最後まで可能性を諦めないチームの姿勢にとても感動しました。(そして本当にヒヤヒヤしました。涙)
ギリギリまで粘って少しでも良いものをつくろう、納得いくものを出そう、私たちなら出来る、それが共有できているチームだからこそ、土壇場での連携プレーが出来たのだと思います。「私も最後まで諦めずがんばろう」と素直に思えた、まさに『私の中のポジティブな変化』を体感した瞬間でした。
日常の些細なこと、隣の席のディレクターは挨拶の声がとても大きい。毎朝笑顔で「おはようございます!」と声を掛けてくれます。つられてこちらもつい「おはようございます!」と返してしまいます。クライアントさんの所へお伺いした際も意識しているそうで、徹底した姿は尊敬しますし自分も真似したいと思えます。コミュニケーションの基本のアップデートもまた『ポジティブな変化』と言えると思います。
私たちMCOはブランディング会社ですから注目すべきは戦略と合わせた成果物、それによる成果ですが、成果物が出来上がるプロセスの中にも『ポジティブな変化』がたくさんあります。
中にいる私と同じように、弊社と関わってくださるクライアントさんやその先のお客さんにまで『ポジティブな変化』が生まれれば、こんなにうれしいことはありません。
今日もMCOは『デザインを通して、ポジティブな変化を生み出す。』ために奮闘しています。『ポジティブな変化』を私から。私たちから。
関連記事/DDD─デザインを三層で考える(MCOの考えるデザインとは)
AYUMI KOSHINO
